「そもそもお仏壇とは何?」「お供物はどうすればいいの?」などの
疑問をわかりやすくお答えします!
- お仏壇とは何ですか?
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ご本尊さまとご先祖さまのお位牌を祀り、供養するところです。家の中に「小さなお寺」があると考えるとわかりやすかもしれませんね。朝晩に手を合わせて、亡き方々のご冥福を念じ、見守っていただくことへの感謝をお伝えしましょう。
- お仏壇を置く大きなスペースが無いので困っています。
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家具の上などの「お仏壇コーナー」を作ってはいかがでしょう。一例として、新しい白いハンカチを敷いて、その上にご本尊さまとお位牌を祀れば、家の中でも特別な空間になります。
- お仏壇を置く向き、場所に決まりはあるの?
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お寺の方角に決まりがないように、どの方角に向いていても問題ございません。できれば、直射日光があたらない風通しの良いところで、家族が集うような場所に置くことが望ましいでしょう。
- お仏壇に何を用意すればいいの?
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一番高いところにご本尊さまを、その下の段、または脇に、お位牌や過去帳を祀ります。
- お線香が倒れないか心配です。
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香炉の中に「横置き」にすると安心です。その場合、火が左から右に進むように置きましょう。
- なぜお供えものをするの?
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中国の唐代に、インドに留学した僧侶の日記には、「仏さまにお供えすることは幸せのもと」という記述があります。「幸せのもと」を「嬉しい気持ち」として考えてみてはいかがでしょうか。
- 故人の朝食は、いつもパンとコーヒーでした。お供えしても大丈夫ですか?
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問題ありません。大切なことは、自分たちよりも先にという気持ちです。お供えしてからいただきます。ご飯もお供えしたいという時は、炊いた時にお供えするのもよいでしょう。この時も自分たちが食べる前に、最初にご飯を取り分けてお供えします。
- お供えした後はどうしたらよいですか?
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冷たく固くなる前に家族でいただくのが理想です。
かつては鳥や魚などに次の命を養うことで廻向につなげていました。家庭では「仏さまのお下がり」としていただくことが多く、処分するという考えはありませんでした。
いかがだったでしょうか?少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
今回は以上です!
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